連帯保証人
読み:れんたいほしょうにん
主たる債務の債務者が弁済できない場合に、二次的に履行の義務を負うという性質が認められず、保証人が主たる債務者と連帯して債務を負担する保証を連帯保証といいます。また、連帯保証をした者を連帯保証人といいます。
連帯保証の特徴
■1. 通常の保証人には催告の抗弁権と検索の抗弁権が認められますが、連帯保証人にはそれがありません。これにより、債権者は主たる債務者よりも先に連帯保証人へ請求できることになります。
■2. 通常の保証では、保証人が数人いる場合には各保証人は債権者に対して保証人の数に応じて分割された部分についてのみ債務を負担します。これを「分別の利益」といいますが、連帯保証では連帯保証人が数人いる場合であっても、各連帯保証人は債権者に対して全額について責任を負わなければならないことになります。なお、連帯保証人間の内部関係においては負担部分が存在しますので、連帯保証人の一人が自己の負担額を超えて弁済した場合には、他の連帯保証人に求償することができます。
ローン
読み:ろーん
お利息(金利)を得る目的で、会社、個人などの資金需要者に金銭を貸し出す取引、もしくはその貸付金のことです。個人向けの小額サービスについては、キャッシングと呼びます。
貸し手側から見ると「債権」、借り手側から見ると「債務」となるため、貸し手側を「債権者」、借り手側を「債務者」といいます。
この用語集では、消費者金融、キャッシングに関する専門用語に馴染みのないお客さまに対し、より分かりやすく解説することを第一の目的としているため、必ずしも法的、学術的には正確でない表現が含まれます。
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